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2013年07月30日

卵の真実(コレステロールの高い人は本当に卵はだめか?)

「高コレステロール(悪玉コレステロール高値)の人は卵を食べてはいけない」この説はいつから言われているのか?

ある説があります。

1913年、ロシアの病理学者ニコライ・アニチコワがウサギにコレステロールを与えた実験を行いました。

大動脈にコレステロールが付着して動脈硬化が起こったことから、コレステロールが動脈硬化の原因であるとして発表しました。

しかしこの研究で、草食動物であるウサギを実験対象としています。

普段はコレステロールなどまったく摂取しない動物であるため、ウサギにコレステロールを投与した場合、そのまま反映されて血中コレステロールが急上昇してしまうことが分かりました。

 

一方、

人間は普段から肉などを食べることでコレステロールを摂取しており、その量に応じて体内で合成する量を調節し、コレステロール値を一定に保つ仕組みができているため、ウサギの実験がそのまま当てはまるわけありません。

こんな1913年の実験(事件)がまだまかり通っているのがおかしな話ですね。

卵は栄養価が高い食物です。

食べ過ぎはいけませんね。何事もバランスです。
卵以外での現在の日本での食事が、コレステロール上昇の要因となっています。

 

しかし卵にも少し不安はあります。
なぜかというと、卵を多くうますために品種改良やワクチンなどを打った鳥がいるからです。もしかすると、それの卵を食べ続けた事によりコレステロールを貯めてしまう要因なのでしょうか?

真実はわかりません。


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